| 2003年の夏 極一部で争奪戦が繰り広げられた リカヴィネと言う小さなフィギュアがあった 03年7月某日 Think リカヴィネと遭遇す。 どうせ、近くのコンビニにあるだろ、、颯爽、自転車を繰り出す。 風は、草の香り含み、夜の顔をしていた。 店舗の明りは闇と競うかの様に煌々と光の影を路面に映し、 自動ドアは、低い動作音と共に冷気を一気に吐き出す。 季節を感じる事は都会でもできるのだ。 だが、私は知らなかったのだ。 その冷気こそ、大きなお友達の熱い股間すら凍る 買えない野郎のため息だった事を、、。 低き動作音こそ、戦闘開始の合図だった事を、、。 そして、開いたガラスの先にある、 見えざる戦いの扉をも開いてしまった事を、、。 ばば〜ん、ちゃらら〜ぁ〜。 |
リカヴィネGet裏話
| 出会いは、いつも突然に | |
| 発売当初、リカヴィネの説明の多くは、 一般的には理解しがたい物だったのです。 何故なら、要約すると、こんな感じだったからである。 ぶっかけフィギュア、ハァハァ、、マムコや乳首作って、、。 これ以上、要約できそうもない、本質的で野性味溢れる、 直感的な股間の叫びが連呼されてたのだ。 あっちゃこっちゃで、どうなってんだ？ リカヴィネってなんだ？ はぁ？ 兎も角、リカヴィネとは何物なのかを検索せねば。 -- 小一時間ネットを徘徊する -- 想像力が豊かなのか、発想が貧困なのか、 欲望過多なのか、パッションがさせるのか？ どれにしても、確かめ様が無いけども〜。 ゲップが出そうな検索を終了し思う事は、普通に純粋に可愛いと思った。 感性により捕らえ方が違うかも知れないけどね。 これが私の小さなフィギュアとの大きな出会いでした。 だいたいバスタブ一杯なんてイメージ的に シロナガスクジラかマッコウクジラが、オクテットくらいで、ぶっかけしないと この量は達成できないだろ？、、クジラ仕様？ なんだかなぁ。 |
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| 欲望と言う悪魔からのお誘い | |
| さあ、物欲が囁きます。 買え、買え、買え... ひっひっひ。 ところが、発売して間もない リカヴィネの在庫不足は熾烈を極め、 都内の私のアジト近郊もそれに漏れず、 発見、確保に至る迄、 コンビニを中心に放浪するハメになりました。 やっと確保し、開けるとダブり。 ひっひっひ、、。 不足の筈のリカヴィネは、 ヤフオクだのショップだのに溢れ、 転売すんなやーなどと、 怒り、ダブり、憤りのトリプルのスりーで 眠れぬ夜を悶々と過ごしていたのです。 ひっひっひ、、。 |
| そんな在庫不足のおかげで、セブンに通ったもんだから、 オバサンとも、お姉さんと呼ぶのも微妙で、 ある意味、妙齢？のリカヴィネの造形とは程遠い フトメで優しい店員さん（独身）と知り合いに。 |
| つまり、リカヴィネより先に まさしく、激レア-激ヤバ-即ゲッ、、。を発見したのだ！！ いろんな意味でシビアな限定一体のオバオネェ。 ブライドボックスであったリカヴィネの様に、 彼女にサーチをするまでもなく、 可哀想なリカヴィネのお客さんだと思われてるいたので、 彼女のハートもブラックホール並にブラインドボックス仕様に。 |
| あの優しくも憂いを帯びた瞳は、 本当の意味で憂いだったんだね、、嗚呼 （T＿T) でも、何がしたかった訳でもないので、 やれやれ、、痛み分けか？、、意味不明なんだけどさ。 |
| 鬼気迫る、奴は天邪鬼？ | |||||||||||||
| 東奔西走しながら、様々な思いが交錯する捜索中、前触れも無く時は来た。 ふらりと入ったセブンでBoxでの大人買い初体験。 購入特典として10人以上の来店中のお客の視線も独り占め。 その店舗では、700円毎に一枚引けるくじを実施中だったので、 5枚を引く様に勧められる。 一枚目引く。 あたり、店員がおめでとうございますと声を大にして、、。 二枚目引く。 あたり、店員がおめでとうございますと声を、、。 汗、、いかん、一刻も早く引かなければ！！！ 三枚目引く、四枚目引く、店員モゴモゴ、、、ピンチだ！。 「お前は間違っている、めでたくないんだ、ともかく静かにしてくれ」 「誰だ、目は口ほどにものを言うって残した奴、伝わらないじゃないか」 ついに五枚目を引く、店員が、「うわー、おめでとうございます、凄いですねー」 よりにもよって、5枚全てあたりで、更に視線マイクロウエーブ加熱集中。 ともかく一刻も早く脱出しなければ、もはや一人Mission: Impossible。 しかし、数ある景品の中、チンして食べる米がなく、待たされ、晒される。 思考は加速し、時間は長くなる。 心の言葉を今ここに。 「リカヴィネ買ったさ、ああ、買ったさ、やめれ、その目はなんだ？」 「いや、それは誤解だ、お嬢さん、何も普段から、こんな、、こんな、、ぐぐっ」 「普段何にも当たらないじゃないか！ 当たらないじゃないか！ じゃないか、、。」 「本日限り、運命の女神の前髪は、ジャンジャンバリバリ、伸び放題、掴み放題なのか？」 「ぬぅおぅうううう〜何故だ！！！ 何故米なんだ！！」 「こめったなぁ〜などとベタベタなギャグの複線にしては質（たち）が悪すぎる」 「そうだ、あれだろ、米った（まいった）と、言わせる気か？ お前が言うのか？」 「あるいは、リカ米（リカゴメ）とか言うのか？ そうだろ？ 読まれるようじゃ、、」 店員「あ、ありました」 「・・・・・・」 「貴様、この展開で落ち無しなんて、このギャラリーの視線をどこに帰結するつもり、、」 「しかも、普通過ぎるぞ、先の「おめでてえな」と違いすぎ、、もっと済まなそうにしてく、、」 「おめえ、鬼だろ、、苛めて、うひひなんだろ、天邪鬼め、、（T_T) 」 「くぅ〜、視線が痛い、、しくしくしく」 お米より先に私が視線でチーン お陰で1BoxをGet＝コンプリの喜びなんて、あんまり、ありゃしない、、うぅ。 |
さて、Box 内訳
２セット揃わないじゃなぃか？ （実は2セット揃う事が稀なのは、 祭りが終わった後に知ることとなる） チンの米イラねーからe-karaくれ。 しかも、 付属カード入ってないのあるし。 いらんけど。 |
| 以下は、実地調査に基づく保証無しで争奪時に掲載していた情報で、 中身のわからない箱をいかに判別するかって内容でした。 このサーチが別ページのThe Seekに繋がって行くのです。 |
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| ●調査した結果をまとめてみよう● 都内の在庫があるコンビニ等は、交通の便が良い大通り沿いでは無いみたい。 これは当然かも、大きいお友達の移動手段は内燃機関だしね。 一度入荷した店では再入荷する可能性が高い。 沢山ウロウロしたが、結局同じ店にて何個か購入したので。 リカヴィネサーチ法は結構使えた。 ただし、同じ食事だったとしても、中の透明な袋に大小があり、それがサーチの失敗を招いてるみたい。 （それぞれ造形が違う為、重量や動かした時の音が変わります、それらをまとめた情報がサーチ法でした） |
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| 例えば、 イイ夢だと右の様で 中の移動距離や音が変わる。 |
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| サーチ情報と入荷候補店情報を駆使し、昼めし時に好奇と憐憫の眼差しの中、 レジ前でサーチしてe-kara手に入れた。 「あれが大きいお友達ね？」 そんな声が聞こえて来そうな状況でした。 ちなみに、箱潰す程押す鈍感な人は分からないかも。 音とか移動の雰囲気や重さなど総合で判断するから。 だから、潰しちゃダメよ、対象年齢１５歳以上ってそこかも？ しかし、実生活で勇者専用になるたー思わなかったね。 （勇者専用＝主にデスクトップに貼るエロゲーの画像を言うらしい） （私はエロゲーやらないんですよ、信じてもらえないと思いますが） 03/8/9は台風の暴風雨なか突撃購入した結果は、、。 最終Get総数 ３コンプ+バラ少し 後日、コンプリートボックス争奪戦がありましたが、 私は参加しませんでした。 物は2回ほど、手にしたんですけどね。 置く場所がないんだよ、まじでな。 |
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| ●探してたら、いい事ありました● | |
| 途中、ダブったので仕方なく２コンプ目指し、 カラオケ探しに行ったその筋の店にて ワンダちゃんのひなあられを手に入れた。 |
ワンダちゃんとリセットちゃん（ノーマルカラー）セットで800円。 リカヴィネ買うなら、これも購入かな。 結局、カラオケは自力で出して、 最終的に3コンプになった。あぅ。 |
かくして、コンビニ等を舞台にした電脳情報戦とも言える戦いが終わった。 後の人は、この戦いをリカヴィネの乱として 古強者から聞くだろう。 ある者は戦果を謳い、 ある者は、参戦するもコンプリできず、 まさに、ならず者と化した戦火の記憶を苦々しく語るだろう。 戦闘に途中参加するも執念で女神を手にした ある漢の魂が呟いた言葉がここのBBSに残されていた。 「帰れるんだ／これで／ただの男に」 私は、彼に祝辞として、この言葉を送りたい。 「無理だろ？」 これが冷夏を不要に暑くしたリカヴィネという ちいさなフィギュアの裏話。 −− ☆ −−−− ☆ −−−− ☆ −−−− ☆ −− ここまで読んだ人、お疲れ様。 俺の戦いは、終わってねぇって人は、03／10月ならまだ行けるかも試練ね。 陽炎の様に目撃される都市伝説がちらほら、ちらほら。 私は、、実のところ、、もう、戦火に参加!? は、勘弁願いたい。 |
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